【猫のほのぼの話】 屁をする度に猫パンチ! そんな猫さまが リビングで寛いでいた。 猫パンチを避けるため、 自分の部屋に行き そっと屁をしたら・・・

猫のほのぼの話

私は6歳になる

メスの猫さまの下僕をしている。

 

そして、下僕である私はよく放屁する。

 

ちょっと早食いなので空気も一緒に

食べてしまっているのかもしれない。

 

そんな下僕が放屁すると、うちの

猫さまは必ず下僕の尻に猫パンチ!

 

屁をする度に猫さまは

下僕の尻の辺りをクンクンした後、

尻に猫パンチをなさる。

 

どうやら、

『臭いに反応している』ようである。

 

下僕としては放屁によって

猫さまの怒りに触れるのは

やはりよろしくない状況である。

 

そんな判断から、屁がしたくなったら

猫さまがおられる部屋から

違う部屋に移り、屁をすることにした。

 

そして、いつものように屁を

したくなった下僕は、

リビングから自分の部屋に移った。

 

猫さまは、リビングのソファーで

寛いでおられた。

 

自分の部屋に入り、スマホゲームを

やりながら座った下僕は

 

「プリッ!」といつもより

控えめに屁を放った。

 

すると、リビングからバタバタと

猫さまが必死の形相で走って来て

下僕の尻に猫パンチ!

 

(猫さまのために各部屋のドアは

少し開けてある)

 

猫パンチを下僕の尻に

一発叩き込んだ猫さまは、

 

満足したように

リビングに帰っていった。

 

どうやら、『臭いだけでなく

音にも反応している』ようである。

 

そのことを先日、友人に話した。

 

「屁をすると尻を叩かれる

ぎゃ〇たいを受けている」と私。

 

「いや、それはぎゃ〇たいではなく、

愛ある躾だな」と友人。

 

私はその言葉に目から鱗が落ちた!

 

『猫さま、あの猫パンチは下僕を

愛するが故の

愛のムチだったのですね!』

 

その帰りに、至らぬ下僕を

躾けてくださっている猫さまに、

 

お礼としてちゅ~るを買って

献上した。

 

その夜、トイレで屁をしたら、

猫さまがバタバタと走って来て、

トイレのドアをガリガリと…。

 

いや…、猫さま、ちょっと躾が

厳しくなってるじゃありませんか?

 

トイレでの放屁くらいは

どうかご容赦を…。(;^ω^)

『遊歩道の壁の近くで寛ぐ、地域猫のグレーちゃん♀』

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

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