例の感染症のお陰で
仕事が激減してしまった
50代の冴えないオッサン。
動物病院の先生たちから「怪獣」
と呼ばれた輝かしい実績を持つ、
最近うちにやって来た
激しいお嬢猫の下僕でもある。
そんな冴えないオッサン下僕は
お嬢の連日連夜の大鳴き、大暴れに
寝不足でぐったりしていた。
さすがにこの時だけは
仕事が暇で良かったとマジで思った。
( ゚Д゚) ホンキトカイテマジ!
それにしても、いくら怪獣と呼ばれる
お嬢でも、この連日連夜の
大鳴きは異常ではないのか?
そこでオッサンは考えた。
『もしかして、これは
発情期という奴ではないのか?』
堪らず、怪獣お嬢に健康診断と
ワクチン注射をしてくださった病院
に電話して避妊手術をお願いした。
がしかし、ワクチン注射から
何日かしないと避妊手術は
出来ないとのこと。Σ(゚Д゚) ガビ~ン
冴えないオッサン、我慢の日々。
そして、ようやく
手術の日がやってきた。
お嬢の確保を試みる、大暴れ、痛い。
(´・ω・`) オヤクソク
朝に病院へ、
夕方に迎えにいくことになった。
しばらくして病院から電話。
「この子過去に手術してますよ」
Σ(゚Д゚) エー!
夕方に迎えに行ったら、麻酔でヨロヨロしてるし、お腹の毛が禿げていた。
( ゚Д゚) ジョリ~ジョリ~ジョリ~ンジョリ~ン♪
「ゴメンやで酷い目にあわせて
しもうて…」
ちゅーるで機嫌を取ろうにも無視。
なんか、より一層嫌われた。orz
(当たり前体操)
ここでオッサンは
ある重大なことに気がついた。
「もしかしてお嬢は
飼い猫じゃないのか?」(イマサラ)
そうなると飼い主さんが
捜してるはず。
すぐに保健所に電話
『問い合わせは無い』とのこと。
次は交番に行った。
すると「問い合わせは無いので、
落とし物として届けを」
と言うではあ~りませんか!byチャーリー
いやいやいや、法律的にはどうあれ
『落とし物』ってちょっと酷い、
酷いわ!(以下、警察とのやりとり)
警「飼い主さんが見つかるまで
保護出来ますか?」
オ「当たり前じゃい!」
(オッサンの心の声)
警「その間にかかった費用を
請求出来ますがしますか?」
オ「いらんわい!」
(オッサンの心の声その2)
警「3ヶ月したらあなたの物に…」
オ「ちょっと待て、あんたなあ、
『物々』言うけど命やで!
『メダカだってオケラだってアメンボだって~♪』ちゅう歌、
習わんかったんかい!
みんな友達なんやで~!!」
(おっさんの心の声その3)
と叫びたかったが、お巡りさんの
前では、あちこち萎縮するオッサン。
結局お嬢は翌日からまた大鳴き。
お嬢、あんた声が枯れて、葛城ゆき
みたいや。( ゚Д゚) ボヘミア~ン!
おっと、今度は巻き舌で、
やすえ姉さんみたいに鳴いてる。
「こっちが 怖かった」ってなるわ。
でも、なんかお嬢との暮らしが
おもろくなってきたぞ。
『地域猫ボラさんにごはんを貰う、地域猫のグレーちゃん♀』
今日の動画は、正一さんのお話を元に動画を作らせていただきました。 正一さんと愛猫グレイちゃんの物語第2弾(病院編)です。 正一さん、お話提供ありがとうございました。 動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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