【猫の不思議な話】 公園の愛想のいい猫が 「こっち来い」 ついて行ったら、 古代遺跡風の広場に 案内されて・・・

猫の不思議な話

近くの公園に猫がたくさんいるので

散歩がてら行っては、

 

愛想のいい猫を撫でさせてもらい、

癒されていた。

 

ある日の午後、いつものように

その公園に散歩に出かけた。

 

すると、いつもの愛想のいい黒猫が

寄ってきた。

 

いつものようにナデナデさせて貰い、「それじゃあね」と去ろうとすると、

「ニャーニャー」と何かを訴えてきた。

 

そして「こっちに来い」みたいな仕草。

 

何だろう?と思ってついて行くと、

その公園にある

 

古代遺跡のストーンサークル風の

広場に案内された。

 

見ると、一番高い石の上にスマートで

綺麗な白キジ猫が座っていて、

他に10匹ほどの猫が集まっていた。

 

私を案内した黒猫もその辺に

ゴロリと寝転がり寛ぎだした。

 

私もその黒猫の隣で

あぐらをかいて静かに座った。

 

もしかして、これが、あの有名な

猫の集会というものだろうか?

と思いつつ、少しワクワクしていた。

 

が、別に何か起こる訳でもなく

猫たちは思い思いに

寛いだりしているだけであった。

 

その日は日差しも柔らかく

気持ちよかったので、私も

いつの間にか居眠りしてしまった。

 

すると「ニャー」と

いう声で起こされた。

 

声の主は、一番高い石の上に

乗っていた白キジ猫だった。

 

「あ、ありがとうございます」

と返事をすると、膝に一度だけ

スリッとして去っていった。

 

新入りとして

認められたのだろうか?

 

見回すと、半分以上の猫たちは

いなくなっていた。

 

案内してくれた黒猫もいなかった。

(おいおい、置いてきぼりかよ!w)

 

帰りにちょっと喉が渇いたので、

コンビニで水とガリガリ君を買った。

 

すると、生まれて初めて

ガリガリ君が当たった。

 

なぜか『猫の集会スゲエ!』と思った。

 

あれ以来、

猫の集会には誘われていない。

 

もちろん、

ガリガリ君にも当たっていない。

『公園で寛ぐ、地域猫の黒猫くろすけくん♂とタンゲくん♂の過去動画』

調子が悪くなったくろすけくんは、保護ボラさんの家でゆったりと過ごしています。

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

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