ここのところ在宅勤務で
運動不足ということもあり、
毎日夕方に
ウォーキングをしている。
半年ほど前にかわいい子猫
というか青年猫?が、
遊歩道に現れるようになった。
どこかの飼い猫なのか、
捨てられたのか分からないが、
とにかく愛想がいい。
いつも遊歩道のベンチに腰掛けて
ひとしきり
モフモフしてから家に帰っていた。
ある日、スマホでその猫の
モフモフ動画を撮って妻に見せたら、
思いのほか前のめりになった。
「かわいい~かわいい~、この子
飼いたい!」という思いがけない反応。
「猫のことそんなに好きだったけ?」
と妻に聞くと、
「こんなに猫が甘えるなんて
知らなかった」とのこと。
どうやら、猫はクールで
人には甘えないと思っていたようだ。
早速ネットで情報を集め、
猫の保護のための態勢を整えた。
そして装備を整え、妻も同伴で
散歩に出かけることになった。
しかし、
なぜかその日、猫は現れなかった。
更に次の日、
ベンチに座って少し待つことにした。
・・・現れない。
すると、ときどき散歩で会う近所の
お爺さんがやって来た。
お爺さんが言うには、
きっとその猫だと思うが
すでに他の方に
保護されたらしいとのこと。
タッチの差で
先を越されたようだ。orz
『まあ、猫が幸せならそれでいいか』と私は思った。
でも、妻の方が猫を飼いたいモードに
入ってしまった。
「♪猫~来い、猫~来い、
かわいい猫よ~…」と、
赤い風船の替え歌を作って
『猫乞い』までしはじめたw。
すると、あら不思議。
庭にちょっと汚れた大人の黒猫が
やってくるようになった。
「ホントにかわいい猫が来た~!」
妻は大喜び。
でも、ボクの目から見ると、
かわいいというより・・・。
まあ、妻の名誉のため
『ブサカワイイ』と言っておこう。
猫はのんびりしていて、
いつも目は半開き。
耳がカットされているその猫は、
近所の地域猫だった。
地域猫を管理している
ボランティアさんに
保護したい旨を申し出ると、
快く了承してくださった。
猫は最初から人馴れしていて
すんなり家猫化に成功した。
今日ものんびり座布団の上で
日向ぼっこしている猫は
妻からのフェイスマッサージに
目を細めている。
不思議なことだが、飼いだしたら
うちの猫ちゃんが世界一かわいいw。
『遊歩道の植え込みの中で寛いだり、Kさんに甘えて撫でられる地域猫のおともだちくん♀』
動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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