【NNNな話】 近所に辻斬りならぬ、 辻噛みをしてくる 子猫がいた。 ある日、ふと 玄関を開けたら・・・

NNNな話

私は猫好きである。

 

10ヶ月ほど前のこと、近所の

お爺ちゃんが私に助けを求めてきた。

 

『野良猫が車のエンジンルームに

入り込んで出てこない』とのこと。

 

確かに車から猫の声が聞こえる。

 

ボンネットを開けてみたが、

上からは猫の姿は見えない。

 

ジャッキアップして下に潜ったり

しながら、何とか救出に成功。

 

猫は生後1ヶ月くらいの子猫だった。

 

お爺ちゃんと二人で

「この子猫どうする?」

という話になった。

 

とりあえず、親猫が迎えに来るかも

知れないので、その間お爺ちゃんが

世話をすることになった。

 

数日後、様子を見に行くと、子猫は

まだお爺ちゃんのところにいた。

 

聞けば、親猫は迎えに来たそうだが、

子猫の方が親猫を無視したらしい。

 

そんな子猫の早すぎる自立に、

「たくましい子猫だ」と

お爺ちゃんは笑っていた。

 

お爺ちゃんは引き続き、その

たくましい子猫の世話をしていた。

(♪たくましい男になれと~)

 

ところで、その子猫はなぜだか

私のことを気に入ったらしく、

 

お爺ちゃんの家の前を通るたびに

『ちょっと寄って来なよ』みたいに

「ニャーニャー」と誘ってきた。

 

そんな子猫の誘惑に負けてしまっては

抜け出せなくなってエライことになる

と思い、私はグッと我慢した。

 

数ヶ月経つと、

子猫はお爺ちゃんの家を中心に

周辺の探検をし出した。

 

すると、子猫はその辺で私を見つけると、

なぜか、辻斬りならぬ辻噛みや

辻猫パンチをするようになった。

 

更に時は経ち、

子猫は成長し子猫から猫になった。

 

猫になった子猫は

行動範囲が更に広がった。

 

そしてとうとう猫は、私に対して

ストーカー行為をするようになった。

 

そんなある朝、

出勤しようと玄関を開けたら、

 

電柱の陰から顔を半分覗かせた

猫の姿が…。

(お前はどっかの家政婦か!)

 

とうとう自宅を知られてしまった。orz

 

その次の日、

猫は普通に私のベッドで寝ている・・・。

 

困ってはいるが、ニヤニヤが止まらない。

 

世話をしていたお爺ちゃんに、

猫がうちにいることを

報告しなければ、と思い足を運んだ。

 

するとお爺ちゃんの家の車庫の中に

設置された餌場で

知らない猫が餌を食べてた。(゚Д゚;) エ

 

お爺ちゃんが言うには、昨日から、

まるでうちに来た猫と

 

入れ替わるように

その猫がやって来たらしい。

 

いったい、どんなネットワークだよ!

恐ろし過ぎて笑いしか出ないよ(笑)。

『地域猫ボラさんにごはんを貰う、地域猫のキジ白のタンゲくん♂と姉さん♀』

姉さんはその貫禄ある出で立ちから、みんなに『姉さん』と呼ばれています。

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

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