「うわ~、どうしよう…。
ナナを連れて来たのはいいけれど…」
私は看護助手をしている。
ナナというのは半年前から
昼休みに病院の裏で
一緒に遊んでいたかわいい猫。
人懐っこい野良猫で
いつも私にスリスリしてくる。
私はその猫を勝手に
ナナと呼んで可愛がっていた。
そんなナナが冬になり
数日間行方不明になった。
再び現れたのが、休日前の夜、
衰弱した姿で私の元に
よろよろと歩いてきた。
私はそんなナナを放って置けず、
ダンボール箱に入れて連れて帰った。
次の日、病院に連れて行くと、
『衰弱はしているが特に異状なし』
とのことでホッとした。
しかし問題はそれからだった…。
後先考えずナナを連れて来たが、
実はこのアパートはペット不可。
急いでペット可の物件に
引っ越さねばならないと思い探すも
何とか引っ越せたのは3月。
引っ越した途端、ナナが発情!
即病院で避妊手術。
とにかくすごい声で、
『あと1週間引っ越しが遅かったら』
と思うと冷や汗が出た(苦笑)。
引っ越し先でもようやく落ち着いた、
6月のあるさわやかに晴れた日。
ナナにはケージに入ってもらい、
窓全開で換気をしながら掃除。
するとリビングにどこから来たのか
知らない猫がいた。
そしてナナのごはんを
モサモサと当然のように食べていた。
ごはんを食べたらナナのケージまで
やって来て、なんと鼻チュン。
とりあえず窓を全部閉めて
ナナをケージから出したら
二人して仲良しこよし。
んで、そのままうちの子に…。
噂には聞いてましたが、
それにしてもなんか、
めっちゃ強引な派遣ですね(笑)。
『地域猫ボラさんにごはんをもらう、地域猫のキキちゃん♂』
今日の動画は、かないかほりさんのお話を元に作成しました。 お話提供ありがとうございました。m(__)m 動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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