愛猫が眠りについた。
キジトラの人懐っこい猫だった。
それから1ヶ月後、
私の自転車が忽然と姿を消した。
通勤のため自転車を使っていたので、
とりあえず自転車を
買わなければと思っていた。
すると私の自転車が駅に放置されて
いるのを弟がたまたま発見。
(私を置いて自転車が勝手に駅まで
行ってしまったようだ…ンナコワケナイbyタモリ)
「おかえり」ということで、
自転車を駅まで迎えに行った。
すると、猫がいた。
ていうか、
猫が自転車の前で待っていた感じ。
私が「こんにちは」というと、
猫は「こんにちは」とは当然言わずに
「ニャー」と鳴いた。
「ニャー」と鳴いたが、
猫はそのまま座っている。
猫がどかないと
自転車が出せない状態である。
「すみません、そこどいて
もらえませんか」と私がいうと、
猫は何も言わずに片手を上げて
胸の辺りの毛繕いをしだした。
もしかして
『自転車を見張っていたのだから
報酬をよこせ』という事だろうか?
と言われても…、と考えていたら
上着のポケットに猫のオヤツ(カリカリ
タイプ)があることを思い出した。
オヤツをあげたら
猫は満足そうに去っていった。
いったいこの一連の流れは何なのか、
この時は解らなかった・・・
そんなことがあった数日後、
また自転車が行方不明になった。
仕方がないので
結局自転車を買いに行くことにした。
自転車屋さんに行くと
こんな張り紙がしてあった。
『子猫います』・・・。
いやいやいや、唐突に子猫います
とか言われても「ああ、そうですか」
と答えるしかないじゃん(笑)
と思いつつ、店先に置かれた
ダンボール箱を覗くと
先代によく似たキジトラの子猫。
私の顔を見るなり、ダンボール箱の壁を
のぼろうと前脚でヨジヨジしだした。
とりあえず、手に乗せてみる。
(´・ω・`) カワイイ・・・
というわけで、
その後の私の行動は以下の通り。
・自転車を買って帰る
→自転車にキャリーを乗せる
→再び自転車屋さんに
→自転車屋さんのご主人と話す
→子猫をキャリーに入れる
→病院に行きワクチンとレボ
→子猫を連れて家に帰る。
それはまるで何かに操られるように、
とある組織指定の
行動をとってしまった私。
ただ、
ことはそれだけでは終わらなかった…
その2日後、駅前で人懐っこい
長毛の成猫が私にまとわりつく。
迷い猫かも?ということで
交番に届け出てとりあえず保護。
その次の日、右肩に酷いけがをした猫が
庭迷い込んで来た。
捕獲して病院に連れて行こうとするも、
警戒して逃げてしまう。
しかししばらくすると
また庭に戻って来る。
近所の地域猫ボラさんに話をして
捕獲器を仕掛けてみることに。
そうこうしていると更に次の日、
自転車屋さんのご主人が
「また子猫を拾った」
と言ってうちまで見せに来る。
いやいやいや、
そんないっぺんには無理ですから!
どう考えても、あの駅前で会った猫は
組織の調査員か幹部だったに
違いないと私は思っている。
『地域猫の保護ボラさん宅にて保護されている長毛猫のボルトくん♂とちび丸くん♂と最後に地域猫のキジトラのチビちゃん♂』
通い地域猫を含めて二十数匹の猫の世話をしている保護ボラさんのお宅に行ってきました。 動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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