【猫のほのぼの話】クロネコの運転手の間で 有名な道路でグデ~ン猫。 急にいなくなり 「不幸な事故が…」 と話し合っていた。 するとその1ヶ月後・・・

猫のほのぼの話

クロネコに勤務している友人がいる。

 

会社がクロネコだからと

いうわけではないと思うが、

 

友人の営業所では

猫好きが多いらしい。

 

ドライバー同士で

情報交換などもするのだが、

 

その中で猫に関する

情報もやり取りするのだそうだ。

 

その猫情報の中で「ほとんどの

ドライバーが轢きかけた野良猫」

というのがいたとのこと。

 

白キジの薄汚れた猫なのだが、

とにかく警戒心がなくて

 

いつも道路でグデ~ンと

横たわっていたらしい。

 

猫が横たわっている場所は

狭い路地を入って

お店の裏口の駐車場の前。

 

まあそんな場所なので、

車はノロノロ運転なのだが、

 

車が近くに来ても

猫はなかなかどかない。

 

ときどき、どくこともあるのだが

「よっこいしょういち」

みたいな感じで

 

別に太ってるわけでもないのに

動きが鈍い。

 

場所も場所だしクラクションを

鳴らすわけにもいかないので、

 

いったん車から降りて

猫をどかすことに。

 

そして、どかされるときに

猫が鬱陶しそうな顔をするのだが、

 

猫好きにとってはその顔や態度に

萌えてしまうそうだ。(笑)

 

その地域を回ったことのある

ドライバーは、

 

一度はその『猫どかしの儀』を

執り行ったことがあるらしい。

 

しかしある時期から、いつもいる

その猫を急に見かけなくなった。

 

ドライバー同士で「不幸な事故が…」

などと話し合っていたらしい。

 

『とにかくその猫を見かけたら

どんな状態でも連絡するように』

とみんなで話し合っていたそうだ。

 

それから約1ヶ月後…。

 

その地域のお金持ちそうなお家の

出窓の猫ベッドで

 

気持ちよさそうに眠るキジ白を

ドライバーのひとりが目撃。

 

顔の特徴からあのキジ白に

間違いなさそうだが、

 

すっかり綺麗になって、見違えるほど

上品になっていたらしい。

 

友人がたまたまその家に

荷物を届けた時に、

さりげなく猫のことを聞いたら

 

「子どもについてきて離れないので

飼うことになった」と嬉しそうに

そこの奥さんが話していたらしい。

 

うちも野良上がりの猫がいるから、

そういう話を聞くと嬉しくなる。

 

 

『地域猫時代のこあらと、うちに来てからのこあら♂』

動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。

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