うちにいるメスの黒猫、
年齢不詳、元野良猫。
ケガをしているところを保護した。
野良ではあったが、保護したら
外に出たがるそぶりも見せなかった。
うるさく鳴くこともなく
おとなしかった。
ごはんを与えれば文句も言わず
食べるし、トイレもすぐ覚えた。
元々は賢い猫みたいだが
懐くことはなかった。
長い間野良生活をしていたので、
懐かないのも仕方がないのかも？
と思っていた。
それでも月日が経つにつれ
徐々にではあるが、
猫は私が近くに居ても
気にしなくなった。
でも、椅子などの物に対しては
スリスリしても、
私にはスリスリしてはくれなかった。
そんなある日、
珍しく猫が私のすぐ隣にやって来た。
猫がよそ見をしていたので、
何気に猫の腰をポンポンしてみた。
すると猫はシャチホコのポーズで
気持ち良さそうにした。
逃げていくと思っていたので
予想外の嬉しい驚きであった。
それからというもの、
『まるで中毒者か？』ってくらい
猫は「ポンポンしてくれ」と
やって来た。
しばらくは、
猫をポンポン出来るだけで
私も満足していたのだが、
ちょっとずつ欲が出てきた。
「猫を膝に乗せたい」という欲が…。
そこで私は、猫がやって来ても
ポンポンをやらずにあぐらをかいて
猫を膝に誘導する作戦に出た。
いわゆる『膝に乗ったらポンポン作戦』
である。
元々賢いうちの猫、
すぐその作戦を理解した。
膝に乗ったらポンポンのパターンを
たった１回で覚えた。
それからと言うもの、私があぐらを
かいたら猫は飛んできて膝に乗る。
今では尻尾で顔を叩かれながら
猫をポンポンする時間が
この上なく幸せなひとときです。
| 『地域猫ボラさんにごはんを貰った後寛ぐ、地域猫の黒猫のおともだちくん♀』
この季節になり、おともだちくんの身体にたぶんツメダニ系のダニが大量発生。 ボラさんがレボリューションをしました。 ※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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