一つ目の話
うちの猫さま♀と私は
アパートの2階で暮らしている。
猫さまは元野良のご出身ですが、
気位が高く、
気に入らないことがあると
下僕である私を強く叱責なさいます。
ごはんが気に入らないと言っては、
ごはん皿をひっくり返し、
水が汚れていると言っては、
水の皿をひっくり返します。
ある夜、そんな猫さまが脱走。
猫さまは黒猫ということもあり、
夜の闇に紛れて
どこにいるやら全くわかりません。
おろおろして気が動転した私は、
階段の最後の一段を踏み外し
派手に転んでしまいました。
お尻を打ち、肘を擦りむき、痛すぎて
声も出ない。(幸い頭は打たなかった)
猫さまを探して満身創痍。
(´・ω・`) イタイ…。
私がシクシク泣いていたら、
そこに猫さまが現れて
「何やってんだ?」って顔で私を一瞥。
そして、
「さあ、帰るわよ!」みたいな感じで
軽快に階段を上って行かれました。
私がえっちらおっちら
階段を上っていくと、
部屋のドアの前に待っていた
猫さまが、
なんと、私の所まで戻って来て
足にスリスリ。
それから、私と一緒に部屋まで
ゆっくり歩いてくださった。
私、嬉しくて号泣…。(´;ω;`)ウゥゥ
二つ目の話
うちの猫さまは甘えん坊で
7:3の割合で私と夫に甘える。
当然、私が7である(エッヘン)。
最近暖かくなってきたので
コタツを片付けた。
猫さまは、あからさまに不満そうな
顔をしているが致し方ない。
ついでに猫さまのシャンプーをした。
うちの猫さまもご多分に漏れず
シャンプー嫌い。
夫と二人で猫さまのシャンプーを
したのだが、そりゃもう修羅場(笑)。
たまにお風呂大好きな子がいるが
羨ましい限りである。
それにしても猫さまは
人間に比べたらあんなに小さいのに、
大人二人を修羅場にさせるパワーは
どこから出て来るのだろうか。
動物の潜在能力を舐めてはならない
という顕著な例が
猫のシャンプーかも知れない(大袈裟)。
ともあれ、猫さまの意向に反して
コタツを片付け、
猫さまをシャンプーしたら、
なぜか猫さまは、私のところにだけ
来てくれない…。orz
猫さま、私だけじゃなく夫も一緒に
シャンプーしたじゃありませんか?
確かに私が「コタツを片付けよう、
猫さまをシャンプーしよう」
と言いましたが・・・。(´-ω-`) …
7:3で私だったのに…、
夫の膝には乗るのに私の膝は素通り。
悲しい、泣きたい。
猫さまを膝に乗せて嬉しそうに
鼻の穴を膨らませている夫に
なぜか無性に腹が立つ!
『公園で木に登ったりボラさんにごはんを貰ったりしている、地域猫の黒猫のちょんちょん♂』
※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。 |
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