【猫のいい話】 父がリストラされて、 マンション売却。 出ていた私も心身を壊し 実家の納戸暮らしに。 冬になり猫が布団に やって来て私に・・・

猫のいい話

うちは2LDKの賃貸住宅。

 

家族構成は両親と弟と私、

そして更に猫3匹。

 

私には部屋がなく、納戸で生活している。

正直私より猫たちの所有物の方が多い。

 

実はうちの家族と猫たちはここ2年、

ジェットコースターのような

生活だった。

 

父がリストラされ自宅マンションの

維持が出来なくなり売却。

 

それに伴い私は家を出て、

ひとり暮らしをすることに。

 

しかし、私が仕事によるストレスで

身体を壊し、

 

生活が立ち行かなくなり約1年で

実家に戻ることになってしまった。

 

実家は私が居ないことを前提で

借りた物件、当然私の部屋は無かった。

 

そんなわけで約3畳の納戸を片付け

私の部屋になった次第。

 

窓もなく、照明は10Wの蛍光灯で薄暗く、

たまにオーブが飛びラップ音あり。

 

隣の部屋は弟の部屋でエアコン付き、

こちらに空調を回してもらうために

ドアは開けっ放し。

 

逆の部屋は両親の寝室で

壁はベニヤ1枚で小さい声も聞こえる。

 

うら若き乙女の部屋なのに

全くプライバシーがない…。

 

まあ、それはお互い様ですね。

(父母弟すまぬ)

 

私が帰ってきたのが今年の春先、

両親はとにかく私の心身の回復が先決、

 

「今年1年はゆっくり休んだ方が良い」

と言ってくれた。

 

私はその言葉に甘えて

ゆっくりすることにした。

 

その中で猫たちの存在は大きかった。

 

うちには2匹の先住猫と

今年7月にやって来た元地域猫がいる。

 

先住猫は7歳になる兄妹猫、

名前はまめたとあずき。

 

まめたは弟に、あずきは私に懐いている。

そして、今年やって来た猫は

『こあら』という。

 

猫なのに、こあら。

友達に話すと笑われるが写真を見せる

と納得してくれる。

 

実はこのこあら、地域猫の頃、

私について来て父に抱っこされて

戻されるという経歴を持つ。

 

もしかしてあの時からうちに来る

ことは決まっていたのかも知れない。

 

そんな猫たちは特に何をするという

事もなく、

 

私の前で寝ていたり、遊んでいたり、

寛いでいたりしていた。

 

でも、ただそれだけで

心身ともに疲れ果てていた

私にとっては癒しだった。

 

12月、

私は仕事ができるまでに回復した。

まずはアルバイトで働き始めた。

 

にしても、納戸の冬は寒い。

 

しかし、なぜだかここのところ、

まめたとあずきが

私に寄り添ってくれる。

 

(こあらはあずきと仲が悪いので

両親の部屋に隔離されている)

 

あずきは私の腰の辺りで寝て、

まめたはやって来ては

 

顔と布団の間を手でチョイチョイと

やって布団に入れろとアピールする。

 

しかし布団を上げてもなかなか

入らない。(寒いから早く入ってくれ)

 

頭を入れては後ずさり、

入ったと思ったらすぐ出てくる。

 

で、結局なんか邪魔なところに寝る。

(新手のいやがらせか?)

 

でも、これがこの子たちなりの

私に対するエールなのだと思う。

 

今年の終わりに、

家族と愛しい猫たちに感謝。

 

そして全ての猫好きな方々と

猫たちが幸せになりますように。

 

『サバトラ猫のまめた、サビ猫のあずき、キジ白猫のこあら』

今年1年ありがとうございました。 そんな気持ちを込めて今日の動画は作りました。 猫好きのみなさん、そして、猫たちが幸せでありますように。

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372【視聴者さんの猫のいい話】父がリストラされてマンション売却。出ていた私も心身を壊し実家の納戸暮らしに。冬になり猫が布団にやって来て私に・・・
『サバトラ猫のまめた、サビ猫のあずき、キジ白猫のこあら』今年1年ありがとうございました。そんな気持ちを込めて今日の動画は作りました。猫好きのみなさん、そして、猫たちが幸せでありますように。うちのことを知っておられる方にはわかると思いますが、豆娘目線の豆ファミリーのお話です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーた...

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