【猫のいい話】 自転車で帰宅途中、 気味の悪い沼から 「ミーミー」と 子猫の鳴き声が。 声を辿ると・・・

猫のいい話

私が屁こき下僕ババアになる前

のうら若きおばさんの頃。

 

初めてお仕えした猫の、

「うめちゃん」♂のお話です。

 

ある雨の日、その日は

なぜだか車の気分じゃなくて

自転車での帰宅途中のだった。

 

職場から自宅までの道に、

長池と呼ばれる

沼みたいな所があり、

 

木や草が鬱蒼と生い茂っているのだがそこの雰囲気がけっこうヤバい。

 

とにかく薄気味悪いので、

私はポルノグラフィティの

 

アゲハ蝶を大声で歌って

通り過ぎようとしました。

 

すると沼の方で「にーにー」と

私のアゲハ蝶の歌声にも

負けないくらいの子猫の声が・・・。

 

私は怖いより、まずこの声の主を

助けなければ…と

草むらに入り込みました。

 

すると、びしょびしょに濡れて

泣き叫んでいる生後3~4週位の

子猫を見つけました。

 

私は夢中で抱き上げ、自転車の

片手運転などした事も無いのに

子猫を左手に抱え、

 

何度も転びながら、

泥だらけになって家に帰りました。

 

その頃はまだ、娘が家にいました。

 

泥まみれ、びしょ濡れの

私と子猫を見た娘の第一声は、

 

「その子早く洗って

お風呂入れなきゃ!」でした。

 

「私は?」と聞くと、

 

「あんたは大人なんだから

自分でなんとかしなさい!」

との厳しいお言葉。

 

『うめちゃん』と名づけた

初めてのご主人様。

 

猫グッズも揃えてなくて、

猫ベッドなんて物も無いので

 

大きなキャリーバッグで寝て

もらってました。

 

でも、しだいに娘のことが

大好きになったうめちゃんは、

 

キャリーバッグの

網目部分を食いちぎり

 

娘の布団に潜り込むように

なりました。

 

それからというもの、何度網目を

治しても食いちぎります。

 

その姿に愛しさ大爆発!

(猫愛は爆発だ!by rarako)

 

思えば、この時、この瞬間から

私の下僕生活は始まったのです。

 

もう何年も前に虹の橋を渡って

しまったうめちゃん。

 

あの時、

自転車じゃなくて車だったら、

うめちゃんとは出会えなかった。

 

うめちゃんと巡り会うのは

必然だったのかもしれない。

 

私に下僕の楽しさを教えて

くれてありがとうね。

今日は、rarakoさんのお話を動画にさせていただきました。 rarakoさん、ステキなお話ありがとうございました。m(__)m

*rarakoさんの他の動画*

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※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

YouTube動画はこちらから見れます

518【猫のいい話】自転車で帰宅途中、気味の悪い沼から「ミーミー」と子猫の鳴き声が。声を辿ると・・・

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