【猫のほのぼの話】 どんくさい猫と イケメン猫 しあわせを つかんだのは・・・?

猫のほのぼの話

譲渡会で一緒のケージに入れられた

ちょっとどんくさい黒猫と

イケメンな白猫のお話。

 

ふたりは兄弟ではなかった。

 

だから、ここに至るまでの過程は

それぞれ違っていた。

 

あえてここに至った理由をつけるなら、

黒猫はちょっとどんくさくて、

白猫はイケメンであったという事…。

 

ある日のこと。

 

黒猫は兄弟たちと一緒に、

やり手の野良母さん猫に連れられて

散歩していた。

 

実はその野良母さんと子供たちは

保護ボラさんに狙われていた

(言い方…w)。

 

危険?を察知した野良母さんは

塀に飛び乗り、子供たちも続いた。

 

しかしその時、ひとりだけ

取り残されてしまったのがこの黒猫。

 

塀と家の間の隙間で「みゃあみゃあ」

泣きわめいていたのをすんなり保護。

 

保護ボラさん曰く、

ジャンプ力も脚力もあり、他の猫以上に

運動能力が高いのに、

 

なんとなく

おっとりしている猫とのこと。

 

つまり、潜在能力をうまく使えない

どんくさい猫らしい。

 

対して白猫は公園にひとりでいる

ところを保護されたそうだ。

 

夜のお仕事の女性が拾って、

 

「かわいいから飼いたいのだけど、

住まいはペット禁止。

なんとかならないかしら」と、

 

公園にいつもいる

おじさん(ホームレスの方?)に相談。

 

そのおじさんが

世話人(ホームレス支援者?)に相談。

 

その世話人から保護ボラさんに

連絡があり、保護に至ったとのこと。

 

最初に拾ってくれた女性がきれいな

タオルを敷いたおしゃれな箱に入れて、

保護ボラさんに託したそうだ。

 

数日間、ひとりで彷徨っていたらしく、

身体はノミだらけの

ひどい状態だったとか。

 

薄汚れてはいても、

イケメンだったのが幸いしたらしい。

 

夜のお仕事の女性は言葉の端々に

面食いを匂わせていたようだ。

 

そして、

このどんくさい黒猫は『ルドルフ』。

 

イケメンの白猫は『にゃんこ』と名づけ

られ、私と一緒に暮らすことになった。

 

ほぼ同じ月齢で、

同じ保護ボラさんのもとで過ごして

いたので、今もふたりは仲良し。

 

猫プロレスがヒートアップして、

ルドルフが悲鳴をあげることもあるが、

 

寒い時期には

ぴったりくっついて猫だんご。

 

そんなふたりを見ていると

本当に飽きないし癒される。

 

どうやら、

一番しあわせをつかんだのは、

 

そんなふたりと出会えた

私だったようです。

『遊歩道で寛ぐ、地域猫の黒猫おともだちくん♀と茶トラのやっくん♂』

今日は、ルーにゃんママさんのお話を元に動画を作らせていただきました。 ルーにゃんママさん、ほのぼのとしたお話ありがとうございました。m(__)m

動画の最後に登場した黒猫ちゃんと白猫ちゃんが、お話のルドルフくんとにゃんこくんです。

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

YouTube動画はこちらから見れます

【猫のほのぼの話】どんくさい猫とイケメン猫、しあわせをつかんだのは・・・?

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