【猫のほのぼの話】 猫たちの早朝の大運動会 不意打ちダイブが怖くて、 横向きで丸まっていたら 猫たちが・・・

猫のほのぼの話

私がまだ新婚で20代で

ピチピチ(昭和な表現)だった頃。

 

ペルシャの血の入った

ミックス猫2匹の下僕を務めていた。

 

いわゆる、ちょっと毛足の長い

雑種のご主人様方である。

 

ペルシャの血が入っているからか、

優雅な雰囲気でおとなしかった。

 

しかし、そんな優雅なご主人様方も

朝方になると

 

『これは同じ生物であろうか?』

と思うほどに豹変。

 

それはまるで、ギズモからグレムリンに

なるくらいの変わり様。

 

まあ、簡単に言ってしまうと

早朝の大運動会を始めるのです。

 

で、その日も早朝から

恒例の大運動会が始まりました。

 

しかしその日は、なぜかいつもより

一層激しい超大運動会でした。

 

そんな悟空とベジータの戦いのような

凄まじい状況の中、夫は私の隣で爆睡。

 

いやいやいや、本当に我が夫の鈍感さと

デリカシーの無さには恐れ入る。

 

今現在も年頃の娘によく怒られては

ヘラヘラしている夫は

 

きっとホラー映画で

最初の犠牲者になるタイプであろう。

 

とりあえず、夫の悪口はさておき、

 

私はご主人様方の腹部への不意打ちを

避けるため横向きで

丸まって目をギュッとつむっていた。

 

すると、顔面に『ガリッ!』という衝撃。

 

私の「ギャー!!」という悲鳴に

動きが止まるご主人様方と、

「どうしたどうした」と寝ぼけ眼の夫。

 

なんと、こめかみから頬にかけてまるで

ヤ〇ザさんを表現するような傷が!

 

その頃の私は近所のパスタ屋さんで

パートで働いていて

しかも今日は土曜日。

 

日曜日は夫に合わせて

休ませてもらっていたが、

 

さすがに週末の土曜日に

休むわけにはいかない。orz

 

ファンデーションでも隠し切れない

傷で、来るお客さん来るお客さんに

「何があったん?」と聞かれる始末。

 

そのたびに、事情説明を

しなくちゃいけなくて大変だった。

 

その日、パートから帰って来たら

ご主人様方に玄関でお出迎えされて

1匹が私の足にスリスリ。

 

しかしなぜか、もうひとりの

ご主人様はスリスリに来ない。

 

「怒ってないよ、大丈夫だよ」

と私が言うと、

安心したように寄って来てスリスリ。

 

そんな態度がいじらしくて

愛おしくて泣きそうになる。

 

猫って本当に

繊細で感情豊かでかわいいと思う。

 

『地域猫ボラさんからごはんを貰ったり寛いだりする、地域猫の茶トラのやっくん♂、黒猫のおともだちくん♀、黒猫のちょんちょん♂』 今日思ったのですが、実物を見るとちょんちょん♂とおともだちくん♀はすぐ区別がつくのですが、映像で見ると分かりづらいですね。 やっぱり人間の目ってすごいですね。 たぶん、今日明日中に新しい企画が発表できそうです。 お楽しみに!

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333【猫のほのぼの話】猫たちの早朝の大運動会。不意打ちダイブが怖くて、横向きで丸まっていたら、猫たちが・・・
『地域猫ボラさんからごはんを貰ったり寛いだりする、地域猫の茶トラのやっくん♂、黒猫のおともだちくん♀、黒猫のちょんちょん♂』今日思ったのですが、実物を見るとちょんちょん♂とおともだちくん♀はすぐ区別がつくのですが、映像で見ると分かりづらいですね。やっぱり人間の目ってすごいですね。たぶん、今日明日中に新しい企画が発...

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