【猫の不思議な話】 うちの猫はいつも 決まった時間に 起こしてくれる。 そんな猫が真夜中に 必死に起こしてきた。 驚いて目を覚ますと・・・

猫の不思議な話

うちの猫♀のサラはとても不思議な猫。

 

12年前の春、母が亡くなった。

 

そして、その不思議な猫のサラと

出会ったのは

母が亡くなった年の8月だった。

 

私は50前の普通のオッサン。

その辺に出掛けるときにはいつも

ポンコツの原付バイクを使用している。

 

その日はお盆休みの初日でちょっと

した買い物をして家に帰ってきた。

 

バイクを車庫に置き、門扉を開けると

見知らぬ子猫が玄関先からやって来た。

 

その子猫の態度はこんなふうだった。

「もう、遅いや~ん!何しとったん?」

 

そして、もう既に飼い猫のように

私と一緒に家に入ってこようとした。

 

「ちょっと待て!お前は誰だ?」と私。

「何言っとるの~忘れちゃったん

かね!」と猫。

 

そんな感じのやり取りが

数回交わされた後、

 

半ば強引にうちの飼い猫になったのが

今は12歳のうちのサラという猫。

 

サラの何が不思議かというと、

まず間違いなく

人の言葉を理解している。

 

そもそも初めから悪さなどはしない

のだが、ダメだと一度言えば理解する。

 

引き戸を開けることなどは普通にする

のだが「ここは開けないでね」

と言うと、まず開けることはない。

 

でも、たまに忘れて開けることもあるw。

 

そして、毎日決まった時間に

起こしに来ることはもちろん、

 

違う起床時間でも時間を伝えると

必ずその時間に起こしてくれる。

サラがいれば目覚まし要らずである。

 

起こしてくれると言えば

忘れられない出来事がある。

 

それは去年のこと、

真夜中に突然サラが私の胸を

掘るように必死に起こしてきた。

 

『こんな夜中にどうしたんだよ』

と思って起きた5分後、

 

父の危篤を知らせる電話が入った。

 

父はそのまま他界したのだが、

サラが起こしてくれなかったら看取る

ことは出来なかったかも知れない。

 

それにしてもうちの猫、

うちに来た時期も時期だし

 

「サラって、もしかして

母ちゃんと関係ある?」

って、さらっと聞いてみた。

 

すると、サラはピクリともせずに

まったく無反応で寝ていた・・・。

 

『遊歩道の塀で寛ぐ、地域猫のアメショー風のショーちゃん♂』

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