【猫の不思議な話】 猫を無理やり 連れて来て寝る夫。 そんな夫が悲鳴をあげて 飛び起きた・・・

猫の不思議な話

うちの猫は茶トラの2歳の男の子、

名前は蘭丸。

 

穏やかで甘えん坊で、

たぶん賢い(親の欲目w)。

 

夫は自分が寝る時、

「蘭丸~、一緒に寝よ~」などと言って

 

猫がどこに居ても抱っこして

無理やり連れてくる。

 

猫は迷惑そうな表情をしてはいるが、

仕方がないので

付き合っている感じだった。

 

『なんやかんやで仲が良いのかも』

と思いながら微笑ましく見ていた。

 

しかし実のところ

蘭丸にとってはそんな微笑ましい

状況ではなかったようだ…。

 

ある土曜日の午後、休みだった夫は

ソファーで昼寝をしていた。

 

すると突然、「ウワ~ッ!!」

と大きな声をあげて飛び起きた。

 

私はスマホを見ながら煎餅を食べつつ

お茶を飲んでいる手を止めて

「どした?」と聞いた。

 

「夢の中に蘭丸が出てきて…」

とおびえたように話し夫。

 

ちょっとおもしろそうなので、

とりあえず私はスマホと煎餅を置いて

話を聞くことにした。

 

夫が言うには、薄暗い茶室のような所で

なぜか緊張して正座していたそうだ。

 

すると、自分の向かい側の

頭よりちょっと高い位置に

ふわふわとした光の玉が現れた。

 

そのふわふわした光の玉は

ゆっくり降りてきて、

 

自分と向かい合う形で座る

蘭丸になったとのこと。

 

で、蘭丸の大きさも

人間サイズだったらしい。

 

そのデカイ蘭丸は、

低いエコーの効いた声でこう言った。

 

「答えよ!お前はなぜ無理やり

私を布団に連れ込むのだ!」

 

夫はビビリながらも答えた。

「か、かわいいから一緒に寝たいんです」

 

それを聞いた蘭丸は、

しょうがないなという表情で

 

「わかった、しかし無理やりは良くない

であろう!!」と一喝されたところで

目が覚めたとのこと。

 

そんな夢を見た夫は

めっちゃショックだったらしく、

 

猫タワーで寛ぐ蘭丸に

「俺と寝るの嫌だった?」と聞いていた。

 

蘭丸はちょっと目を開け、また寝た。

 

そうは言っても優しい蘭丸は、

1週間に1度くらいは

夫と寝てあげているようだ。

 

まあ、その他の日は私とだけどね。

夫のやきもちが気持ちいいわw。

 

『視聴者さん達に甘える、地域猫の茶トラのやっくん♂』

地域猫活動を見に来てくださった視聴者さんたちに甘えるやっくんです。 動画前半はKさん、後半はYさんです。 左前脚をケガをしたという情報が入ったミケちゃんですが、とりあえず自分で歩いたり走ったり出来て、ごはんに混ぜた抗生物質も飲めているので様子を見るとのことでした。 ご心配いただきありがとうございます。

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351【猫の不思議な話】猫を無理やり連れて来て寝る夫。そんな夫が悲鳴をあげて飛び起きた・・・
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