【猫の短編ほのぼの話 Vol.11】 夫と猫の家に嫁に来た私。 猫は私を妹と思って 世話を焼いてくれる。 ある日「ニャーニャー」 と私を呼ぶ声。 行ってみると・・・

猫の短編ほのぼの

一つ目の話

 

夫と猫が暮らしている家に

嫁に来た私。

 

どうやら猫は私のことを

妹ぐらいに思っているようだ。

 

私を呼びに来ては『トイレはここだ』

『爪とぎはこうするんだ』などと

色々世話を焼いてくれる(笑)。

 

そんなある日、

「ニャーニャー」と私を呼ぶ声。

 

行ってみると猫のオヤツの引き出し

が少し開いていた。

 

どうやら「いっしょに食おうぜ」

みたいなお誘いだった。

 

「それはダメよ」と言って

私が引き出しを閉じると

猫は怒った顔で

 

「妹分が生意気いってんじゃねえ!」

みたいな感じで

猫パンチをしていってしまった。

 

それからしばらくしたら、

猫は猫じゃらしを

私の前に持ってきて置いた。

 

どうやら「さっき怒ったのは俺も

ちょっと悪かったよ、まあ仲直り

しようぜ」みたいな感じだった。

 

それにしても猫って、

こんなに感情豊かな動物だとは

知らなかった。

 

本当におもしろくて可愛い。

 

 

二つ目の話

 

うちの母ちゃんが子猫を拾ってきた。

 

昨日散歩していたら、

親とはぐれたのか遊歩道を

ウロウロしてたらしい。

 

それがなかなか手ごわい子猫で

「フー!」「シャー!」「ギャ」

くらいしか言わない。

 

今日になって

「病院連れてくから風呂に入れる」

なんて、

 

母ちゃんが言い出したので

手伝うことになった。

 

すると子猫、シャワーされながら

「ニャーニャーニャー!」と大騒ぎ。

 

そしたら母ちゃん

「あらあなた、ちゃんと鳴ける

じゃない、猫みたい!」

 

その台詞に思わず吹いた。

 

 

三つ目の話

 

うちの猫は元野良猫、

というか元地域猫。

 

だからなのか、

ごはん皿に入っているごはんを

 

わざわざ外に出して

食べる癖があった。

 

そんなわけでしばらくの間、

ごはんを食べる時は私も同伴だった。

 

猫皿から出す→私皿に戻す→

猫出す→私戻す→猫出→私戻を

 

繰り返すうちに皿から出さなくても

食べられるようになった。

 

そんなある日、

引き出しをこじ開けて猫のオヤツを

 

どこかに持って行って

勝手に盗み食いしていた。

 

で、どこに持っていったかと言うと、ごはん皿の中。

 

どうやら

『ごはん皿で食べる』=『私が喜ぶ』

と理解したらしい。

 

猫の心情を思うと

かわいすぎて怒れない。

 

それにしてもうちの子は超賢い(笑)。

『今日は地域猫ちゃん4匹登場!順番にグレーちゃん♀、ミケちゃん♀、ちょんちょん♂、チコちゃん♀みんな元気です』

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

YouTube動画はこちらから見れます

512【猫の短編ほのぼの話 Vol.11】夫と猫の家に嫁に来た私。猫は私を妹と思って世話を焼いてくれる。ある日「ニャーニャー」と私を呼ぶ声。何事かと思って急いで行ってみると・・・

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