【猫のいい話】 バイト先の駐車場で 子猫がウロウロ。 目ヤニびっしりで、 なんだか口を パクパクしていた。 病院に連れて行くと・・・

猫のいい話

7月の暑い日。

 

アルバイト先の駐車場に着いたら、

茶トラの子猫がウロウロしていた。

 

車をとめて近づいてみると、

両目が目ヤニびっしりで開かない状態。

 

なんだか口をパクパクしている。

 

どうやら鳴き過ぎて喉が潰れて

声が出ないようだった。

 

猫好きの店長に事情を話して

その日は休みにしていただいた。

 

病院に連れて行ったら、

猫風邪でお腹には虫がいるとのこと。

 

目の方は癒着が酷い状態で

手術が必要と言われた。

 

「かなり衰弱しているので、治療しても

ダメな確率の方が高いと思うが

どうしますか?」と聞かれた。

 

どちらにしてもダメならば

出来るだけのことをしてあげたい

と思い治療をお願いした。

 

獣医さんからは、猫用ミルクや水分が

同時に取れるようなごはんと、

 

電気コタツで身体全体を

温めるようにとのことだった。

 

しかし今は7月、

色々回ったが電気コタツなんて

どこにも売ってなかった。

 

友人に電話したら

「うちにあるから夕方には持って

行ってやる」との返事を貰った。

 

コタツが来るまでの間、自分が子猫を

抱っこして温めることにした。

 

クーラーや扇風機などは、

もちろんつけられない。

 

液状の餌を与えて、

お腹の上で子猫を温める。

 

「いや~暑い、本当に暑い!」

 

幸い自分はそれほど汗をかく

タイプじゃないので助かった。

 

途中、腹の上で糞尿を垂れ流されるが、

素早く着替えて

再びお腹の上で子猫を温め続けた。

 

そうしていると、子猫に対する

愛おしさが増してくるから不思議。

 

抱卵する鳥の気持ちは

こんな感じなのだろうか?

 

そうこうしているうちに夕方になり、

友人がコタツを持ってきてくれた。

 

コタツを組み立てて、猫ベッドに

ペットシートを敷いた上に

 

子猫を寝かせて、

そっとコタツの中に入れた。

 

「猫は見ててやるからとりあえず

シャワー浴びてこい」と友人。

 

どうやら臭かったらしい(笑)。

 

色々あったが子猫は回復して

目も手術して見えるようになった。

 

鳴き過ぎたおかげで、しゃがれ声だけど、やんちゃなくらい元気。

『遊歩道のベンチで寛いでいる、地域猫の茶トラのやっくん♂』

※動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。 私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

 

YouTube動画はこちらから見れます

451【猫のいい話】バイト先の駐車場で子猫がウロウロ。目ヤニびっしりで、なんだか口をパクパクしていた。病院に連れて行くと・・・

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