【猫のいい話】 出産中、生ゴミとして 捨てられた猫。 獣医さんからは 「一生馴れないかも…」 しかし、ある情報を きっかけに猫が・・・

猫のいい話

うちの三毛猫の尋花(ひろはな)。

 

1年半程前、

出産中にダンボールに詰められ、

 

餌と水と一緒に

生ゴミとして捨てられていました。

 

出勤前、

生ゴミを出しに行って、ダンボールが

何かおかしかったので発見。

 

尋花はパニック状態で、

身体を引きずりながら逃走しようと

していたのを保護しました。

 

残念ながら赤ちゃんはダメでした…。

 

そのときの様子はこんな感じです。

 

尋花を見つけた私は、

たまたま車に積んでいた

 

クリーニングに出す予定だった

一張羅のブラウスを

尋花の頭からかけて確保。

 

それを見ていた近所の奥さんが

どこからかダンボールを持ってきて

ブラウスにくるんだままIN。

 

仕事が休みの娘をたたき起こし、

カードを渡して

 

かかりつけの動物病院に

連れて行ってもらいました。

 

カルテには赤で

『激おこ』と書かれたそうです(–;)

 

使ってなかった先住猫のケージに

入れたまでは良かったんですが、

 

状況が状況なだけに

ケージの隅から常に警戒態勢。

 

ちょっとでも近寄ると

『しゃーふぅぱん』でした。

 

獣医さんからは「本当に飼うの?

不信感強いから一生馴れないかもよ」

と言われました。

 

それからは、ある意味戦いでした。

 

『ケージに布をかけて

暗くした方が落ち着く』とか?

 

『常に人が見える所へ置いておく』

とか?

 

スマホ片手に、ありとあらゆる手段で

尋花の家猫化計画を実行しました。

 

主人は「ご飯食べるようになったら

大丈夫とか言われたぞ」と

 

職場の猫飼いさんに聞いてきて

毎日声掛けしてご機嫌をとる。

 

娘は娘でケージ越しに猫の玩具で

遊びに誘う。

 

家族総出で頑張りましたが、尋花は

一向に馴れてはくれませんでした。

 

そんなある日、

ぼんやりスマホを眺めていたら、

 

驚くべき情報が

目に飛び込んできました!

 

そのサイトに書かれていた方法は

至ってシンプルなものでした。

 

その方法とは、「とにかくなでろ!」、

「噛みつかれても引っ掻かれても

なでるのだ!」 ( ゚Д゚) エー!マジ?

 

尋花がうちに来てひと月半。

 

獣医さんには、激おこ赤丸で

「馴れないかも?」

と、言われていたので

 

わらにもすがる思いで

私は『なでる』を、決心しました。

 

季節はもうすぐ6月で

けっこう暑い日でした。

 

その日から私は、

トレーナーを着て腕カバーをして

皮の手袋に軍手をはめ、

 

さらにキッチンミトンをつけて

『なでなで』を開始したのです。

 

ただでさえ警戒態勢なのに、私の長袖キッチンミトンの姿をみた尋花は

 

ケージのもうこれ以上逃げ場のない

隅に身体をくっつけ、精一杯の

シャー!と猫パンチをくりだします。

 

シャーはやはり怖い私。(((;゜Д゜)))

 

いや、本当に怖かったのは

きっと尋花の方だったでしょう。

 

それでも私は身体半分をケージに入れ、

めいっぱい腕を伸ばした…、

 

そして、初めて尋花を撫でることが

出来たのです!(お尻の方でしたが…)

 

ただただ、涙が出ました。

 

それから毎日、シャーと猫パンチに

めげずに、なでる、なでる、なでる、

ナデナデナデナデ·…。

 

少しずつ背中から顔まわりまで

撫でられるようになるのに

1週間かかりました。

 

すると、尋花が自分から「なでて~」

と寄ってくるようになり、

 

1日2回、計1時間くらい

撫でていました。

 

それから更に1週間経つころには、

先住猫たちに会わせられるくらいに

なったんです。

 

先住猫は双子の姉妹猫(幸花と福花)。

 

こちらは保護猫から生まれた、生まれ

ついてのお嬢様たちなのですが、

 

すぐに尋花を、まるで実の妹のように

温かく迎えてくれました。

 

そんなわけで尋花は甘えん坊の

末っ子気質の子になりました(笑)。

 

もし、あのサイトに出会わなければ、

今頃はどうなっていたことでしょう。

 

尋花が馴れたことの

報告とお礼を言いたいと思い、

 

『とにかくなでろ!』という、

そのサイトを探したのですが、

 

今現在、どんなに探しても

見つかりません。

 

『何があろうとナデナデは

気持ちいいんです!』

その言葉に励まされて今があります。

 

かなり、ハードなやり方でした。

 

うちの尋花にはうまくいきましたが、

どの猫ちゃんにもこの方法が

正しいかどうかはわかりません。

 

余談ですが、

先日、尋花を病院に連れて行きました。

 

抱っこでお利口さんに

診察を受ける尋花に、獣医さんが、

 

「あれ?この子。あの子ですか?」

と、ビックリされました(嬉)。

 

今では、

すっかりうちの子になった尋花。

 

毎朝「おかぁ~はょ~ごはぁん」

と、起こしに来ます。( ΦωΦ )

 

結論!

愛と( * ॑꒳ ॑*)۶”ナデナデは下僕を救う!

 

 

『地域猫ボラさんに遊んでもらう、地域猫のミケちゃん♀』

今日の動画は、三毛猫のタンゴさんのお話を元に動画を作らせていただきました。

三毛猫のタンゴさん、お話提供ありがとうございました。

動画の最初と最後はお話に出て来るの『尋花(ひろはな)』ちゃんです。

※お話の中の方法は三毛猫のタンゴさんが尋花ちゃんに実際に行った方法ですが、全ての猫ちゃんに当てはまるかはわかりません。 行う場合は自己責任にてよろしくお願いします。m(__)m

動画の猫はうちの近所の地域猫たちです。

私たちの動画で地域猫への理解が広がってくれると嬉しいです。

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